正味現在価値NPV 計算ツール

初期投資額・割引率・各年に入ってくるお金を入れるだけで、 将来のキャッシュフローを「今の価値」に割り引いた正味現在価値(NPV)をその場で概算。 NPVがプラスかマイナスかで、その投資が求める利回りに見合うかの目安が分かります。

公開: 2026-06-28/更新: 2026-06-28・運営: 暮らしの計算ツール

正味現在価値(NPV・概算)298万8,430将来CFの現在価値 1,298万8,430円 − 初期投資 1,000万円

つまり:「いま1,000万円を投資して、将来お金が入ってくる」この計画を、 年5%で回したい人の目線で評価すると、価値は差し引き298万8,430円分プラスです。NPVがプラスなので、求める利回りを上回る見込みで、投資する価値がある計算になります。

くわしい計算の内訳(参考)

初期投資額(今すぐ出ていくお金・t=0)10,000,000
1年目CF 3,000,000円 × 割引係数 0.952+ 2,857,143
2年目CF 3,000,000円 × 割引係数 0.907+ 2,721,088
3年目CF 3,000,000円 × 割引係数 0.864+ 2,591,513
4年目CF 3,000,000円 × 割引係数 0.823+ 2,468,107
5年目CF 3,000,000円 × 割引係数 0.784+ 2,350,578
将来CFの現在価値 合計12,988,430
正味現在価値(NPV)298万8,430円
(参考)将来CFの単純合計(割引前)15,000,000

※ 年複利・各年のキャッシュフローは年末に発生すると仮定した概算です。 実際の投資判断では税金・手数料・インフレ・リスクを別途考慮する必要があります。 割引率(要求利回り)の置き方で結果は大きく変わります。

割引率別「割引係数」早見表(概算)

割引係数は「t年後の1円が、今いくらの価値か」を表す数字です(=1 ÷ (1+割引率)t)。 各年のキャッシュフローにこの係数をかけると現在価値になります。

割引率1年後3年後5年後10年後
10.9900.9710.9510.905
30.9710.9150.8630.744
50.9520.8640.7840.614
70.9350.8160.7130.508
100.9090.7510.6210.386

※ 概算。割引率が高いほど、また将来の年であるほど、割引係数は小さく(現在価値は低く)なります。 例:割引率5%なら、10年後の1円の現在価値は約0.614円です。

NPVの考え方と計算式

NPV(Net Present Value・正味現在価値)は、将来受け取るお金を今の価値に割り引いて合計し、初期投資額を引いた金額です。 「お金は早くもらえるほど価値が高い(時間価値)」という前提に立っています。

計算式

プラス・マイナスの読み方

使いどころと注意

よくある質問

NPV(正味現在価値)とは何ですか?
将来受け取るお金を「今の価値」に割り引いて合計し、そこから最初に出ていく投資額を引いた金額のことです。お金は早く受け取れるほど価値が高い(同じ100万円でも10年後より今のほうが価値がある)という考え方に基づき、将来のキャッシュフローを割引率で現在価値に直して比べます。NPVがプラスなら、設定した割引率(求める利回り)を上回るリターンが見込める、というのが基本の読み方です。
割引率は何を入れればよいですか?
「この投資に最低限求めたい年利(ハードルレート)」を入れます。たとえば自分なら年5%で運用できるお金を別の案件に投じるなら、その案件にも最低5%は期待するので割引率5%、という考え方です。一般には資本コストや他の運用機会の利回りを目安にします。割引率を高くするほど将来のお金は小さく評価され、NPVは下がります。
NPVがプラスなら必ず儲かりますか?
いいえ。NPVは入力した将来キャッシュフローと割引率が前提どおりに実現した場合の概算です。実際には売上や費用が想定どおりにならないリスク、税金、手数料、インフレなどで結果は前後します。NPVは複数案を同じ物差しで比べたり、おおまかな採算感をつかんだりするための目安として使ってください。
IRR(内部収益率)とはどう違いますか?
NPVは割引率を自分で決めて「金額」で価値を出すのに対し、IRRはNPVがちょうど0になる割引率(=その投資自体の利回り)を「率」で求めるものです。NPVは規模の大きさを反映しやすく、IRRは利回りを直感的に比べやすい、という違いがあります。本ツールは金額ベースのNPVを概算します。

出典・計算の根拠

本ツールの算出値は、入力した前提が実現した場合の概算です。 実際の投資成果や採算を保証するものではありません。具体的な投資判断はご自身でリスクを確認のうえ行ってください。

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