住宅ローン 元金均等返済 計算ツール
借入額・年利・返済年数を入れるだけで、元金均等返済方式での毎回返済額・利息・残高の推移を概算します。 毎回返す元金は一定で、利息は残高が減るほど少なくなるため、返済額は初回が最も高く、徐々に下がっていくのが特徴です。
つまり:3,500万円を年利1.5%・35年の元金均等返済で借りると、毎月返す元金は一定(約83,333円)で、 利息を足した返済額は初回が約127,083円と最も高く、 返済が進むほど下がって最終回は約83,438円になります。 最後まで払うと利息は合計約920万9,375円です。
くわしい計算の内訳(参考)
| 借入額(元金) | 35,000,000 円 |
|---|---|
| 返済回数(35年 × 12か月) | 420 回 |
| 毎回の元金部分(借入額 ÷ 返済回数・一定) | 83,333 円 |
| 初回返済額(元金+利息) | 127,083 円 |
| 最終回返済額 | 83,438 円 |
| 初回と最終回の差(返済額がこれだけ軽くなる) | 43,646 円 |
| 総利息 | 9,209,375 円 |
| 総返済額(元金+利息) | 44,209,375 円 |
| 元利均等返済なら総利息(毎月の返済額が一定の方式・同条件で比較) | 約10,009,113 円(元金均等のほうが約799,738円少ない) |
※ 概算です。実際のローンは円未満の端数処理・金利タイプ(固定/変動)・繰上返済・手数料・団信などで前後します。 変動金利の場合は将来の金利変動で返済額が変わります。正確な返済予定表は金融機関にご確認ください。
年利別「初回返済額・総利息」早見表(概算)
借入3,500万円・返済35年の元金均等返済を、年利ごとに並べた目安です。 初回の毎月返済額が最も高く、最終回はそこから下がります。
| 年利 | 初回の毎月返済額 | 最終回の返済額 | 総利息(概算) |
|---|---|---|---|
| 0.5% | 97,917 円 | 83,368 円 | 約306万9,792円 |
| 1% | 112,500 円 | 83,403 円 | 約613万9,583円 |
| 1.5% | 127,083 円 | 83,438 円 | 約920万9,375円 |
| 2% | 141,667 円 | 83,472 円 | 約1,227万9,167円 |
| 3% | 170,833 円 | 83,542 円 | 約1,841万8,750円 |
※ 概算。借入3,500万円・35年・ボーナス返済なしで計算。円未満の端数処理・手数料・団信は含みません。
元金均等返済のしくみ
住宅ローンの返済方式には「元金均等返済」と「元利均等返済」の2つがあります。 このツールが扱う元金均等返済は、毎回返す元金部分を一定にして、それに「残高に応じた利息」を上乗せして支払う方式です。
計算のしかた
- 毎回の元金部分 = 借入額 ÷ 返済回数(返済回数は 年数 × 12)。これは最後まで変わりません。
- 毎回の利息 = その時点のローン残高 × 月利(月利 = 年利 ÷ 12 ÷ 100)。残高が減るほど小さくなります。
- 毎回の返済額 = 元金部分 + 利息。利息が減る分、返済額も少しずつ下がります。
元利均等返済との違い
元利均等返済は毎回の返済額を一定にする方式で、毎月の支払いが変わらず家計の見通しを立てやすいのが利点です。 ただし返済初期は利息の割合が大きく、元金がなかなか減らないため、同じ条件なら総利息は元金均等返済より多くなります。
逆に元金均等返済は元金の減りが早く総利息を抑えられますが、返済初期の毎月負担が重くなります。 借入直後の返済額に無理がないか(返済負担率)を確認したうえで選ぶのがポイントです。
よくある質問
- 元金均等返済と元利均等返済はどう違いますか?
- 元金均等返済は、毎回返す「元金部分」を一定にして、それに残高分の利息を上乗せして払う方式です。残高が減るほど利息も減るので、返済額は初回が最も高く、回を追うごとに下がっていきます。一方の元利均等返済は「毎回の返済額」を一定にする方式で、返済計画が立てやすい反面、総利息は元金均等より多くなります。
- 元金均等返済のメリットとデメリットは?
- メリットは、同じ借入条件なら元利均等返済より総利息が少なく済むこと、そして元金の減りが早いことです。デメリットは、返済初期の毎月返済額が高く、収入に対する負担(返済負担率)が大きくなりやすいこと。取り扱っていない金融機関もあります。
- 毎月の返済額はどのくらい下がりますか?
- 元金部分は毎回一定で、利息だけが残高に応じて減っていきます。たとえば借入3,500万円・年利1.5%・35年なら、初回はおよそ月12.6万円ですが、最終回は約8.4万円まで下がります。返済が進むほど家計はラクになっていく方式です。
- この計算は実際のローンと一致しますか?
- 概算です。実際は円未満の端数処理を毎回行うため、本ツールの結果と金融機関の返済予定表は数円〜数百円ずれることがあります。また変動金利では将来の金利見直しで返済額が変わります。正確な金額は必ず金融機関の返済予定表でご確認ください。
出典・計算の根拠
- 元金均等返済の定義・計算式:金融広報中央委員会「知るぽると」、住宅金融支援機構【フラット35】の返済方式の解説。
- 毎回の元金 = 借入額 ÷ 返済回数。各回の利息 = 残高 × 月利(月利 = 年利 ÷ 12 ÷ 100)。総利息 = 借入額 × 月利 ×(返済回数+1)÷ 2(等差数列の和)。
- 比較用の元利均等返済:毎月返済額 M = P × r ×(1+r)^n ÷((1+r)^n − 1)、総利息 = M × n − P(P=元金, r=月利, n=返済回数)。
本ツールの金額はすべて概算です。円未満の端数処理は実際の金融機関と異なる場合があり、変動金利では将来の金利変動で返済額が変わります。最終的な返済額は金融機関の返済予定表でご確認ください。