食塩水を混ぜる 計算ツール
濃度の異なる2つの食塩水を混ぜると、何%の食塩水になるかを計算します。 それぞれの重さと濃度を入れるだけで、含まれる食塩の量・全体の重さ・混ぜたあとの濃度を式つきで表示します。 水で薄めるとき(濃度0%の食塩水)にも使えます。
混ぜたあとの濃度7%混ぜたあとの重さ 500g/ 食塩の合計 35g
つまり:10%の食塩水を200g(食塩20g)と、5%の食塩水を300g(食塩15g)混ぜると、 食塩35gが入った500gの食塩水になり、 濃度は約7%になります。 濃度は「食塩の合計 ÷ 全体の重さ × 100」で求めます。
くわしい計算の内訳(参考)
| 食塩水1の食塩 | 200g × 10% = 20g |
|---|---|
| 食塩水2の食塩 | 300g × 5% = 15g |
| 食塩の合計(2つの食塩を足す) | 20g + 15g = 35g |
| 全体の重さ(2つの食塩水を足す) | 200g + 300g = 500g |
| 混ぜたあとの濃度 | 35g ÷ 500g × 100 = 約7% |
※ ここでの「濃度」は質量パーセント濃度(食塩の重さ ÷ 食塩水全体の重さ × 100)です。 水を混ぜるときは「重さ・濃度0%の食塩水」として扱えます。食塩を溶かしても全体の重さは食塩+水の合計で変わらない前提の概算で、温度や溶解度は考慮していません。
「10%の食塩水100g」を水で薄めたときの濃度 早見表(概算)
10%の食塩水100g(食塩10g)に、水(濃度0%)を加えていったときの濃度の目安です。 水を足すほど全体が重くなり、濃度は下がっていきます。
| 加える水 | 全体の重さ | 混ぜたあとの濃度 |
|---|---|---|
| 0g | 100g | 約10% |
| 50g | 150g | 約6.67% |
| 100g | 200g | 約5% |
| 200g | 300g | 約3.33% |
| 300g | 400g | 約2.5% |
| 400g | 500g | 約2% |
※ 概算。食塩10gは一定のまま、全体の重さ(100g+加えた水)で割って求めています。温度・溶解度の上限は考慮していません。
食塩水を混ぜる計算のしくみ
食塩水の濃度は「溶けている食塩の重さ ÷ 食塩水全体の重さ × 100」で表す質量パーセント濃度です。 混ぜたときの濃度を求めるコツは、食塩の重さに注目することです。
手順
- ① それぞれの食塩を出す:食塩水1の食塩 = 重さ1 × 濃度1 ÷ 100、食塩水2の食塩 = 重さ2 × 濃度2 ÷ 100。
- ② 食塩を合計する:①の2つを足すと、混ぜたあとに入っている食塩の合計になります。
- ③ 全体の重さを合計する:重さ1 + 重さ2 が、混ぜたあとの食塩水全体の重さです。
- ④ 濃度を出す:食塩の合計 ÷ 全体の重さ × 100 が、混ぜたあとの濃度(%)です。
計算例
10%の食塩水200gと、5%の食塩水300gを混ぜる場合:
- 食塩水1の食塩 = 200 × 10 ÷ 100 = 20g
- 食塩水2の食塩 = 300 × 5 ÷ 100 = 15g
- 食塩の合計 = 20 + 15 = 35g/全体の重さ = 200 + 300 = 500g
- 混ぜたあとの濃度 = 35 ÷ 500 × 100 = 7%
よくあるつまずき
- 濃度どうしを単純に足し引きしない:濃度は「割合」なので、そのまま足したり平均したりはできません。必ず食塩の重さに直してから合計します。
- 水を加えるときは0%の食塩水:薄める水は「濃度0%・好きな重さ」として入力します。食塩の量は変わらず、全体の重さだけ増えます。
- 重さ(g)で考える:質量パーセント濃度は体積(mL)ではなく重さ(g)が基準です。
よくある質問
- 食塩水を混ぜたときの濃度はどう求めますか?
- まず食塩水それぞれに含まれる食塩の重さを「重さ × 濃度(%) ÷ 100」で求めます。次に2つの食塩を足した合計と、2つの食塩水を足した全体の重さを出し、「食塩の合計 ÷ 全体の重さ × 100」で混ぜたあとの濃度になります。本ツールはこの手順を自動で計算します。
- 混ぜたあとの濃度は2つの濃度の真ん中になりますか?
- 重さが同じときだけ、ちょうど真ん中になります。重さが違うときは、重い(多い)方の食塩水の濃度に近づきます。たとえば10%を100gと5%を300g混ぜると、量の多い5%寄りになり、単純な平均(7.5%)より低い約6.25%になります。
- 水を加えて薄めるときも計算できますか?
- できます。加える水を「濃度0%の食塩水」として、もう一方の重さ・濃度に入れてください。たとえば10%の食塩水100gに水100gを加えると、全体200gに食塩10gで濃度5%になります。
- この『濃度』はどういう意味ですか?
- 質量パーセント濃度(重量パーセント)です。「溶けている食塩の重さ ÷ 食塩水全体の重さ × 100」で表します。体積(mL)ではなく重さ(g)で考える点に注意してください。本ツールは温度や溶解度の上限は考慮しない概算です。
出典・計算の根拠
- 質量パーセント濃度の定義:濃度(%) = 溶質(食塩)の質量 ÷ 溶液(食塩水)全体の質量 × 100(中学理科・算数の標準的な定義)。
- 混合の計算:混合後の濃度 = (食塩1 + 食塩2) ÷ (重さ1 + 重さ2) × 100。各食塩量は「重さ × 濃度 ÷ 100」で求める。
- 参考ロジック:calculator.jp「食塩水を混ぜる計算」(https://calculator.jp/science/salt-mix/)。
※ 本ツールは食塩を溶かしても全体の重さは食塩+水の合計で保たれる前提の概算で、温度・溶解度(溶けきる量の上限)は考慮していません。